心を学び技を磨く―

江戸の時代から100年もの時を経た歴史ある料亭として、
魚三楼は日々皆様に寄り添えるよう努めてまいりました。
毎朝中央市場や明石の魚屋から運ばれる鮮魚や、彩り豊かな京野菜を使用し、
和の心を持って逸品の数々をご提供しております。
また、お客様が日常の忙しなさを忘れられる落ち着きの空間をご用意するのも、私どもの大切な役割です。

魚三楼の仕事としては、主に仲居と料理人の2つに分かれます。
各お部屋に付きます仲居は、お花やお茶、着付けなどの和の文化に触れ、それらを一つひとつ覚えながら、
おもてなしの心を込めて、お客様へ上質な時間をお届けするのが務めです。
中には子が自分の元から離れ、時間のできた40代の女性の方なども活躍しております。

また、華麗で繊細な和食をお作りする料理人の仕事もまた、
魚三楼の要。和の職人としての技術を日々学びながら、積極的に調理に携わっていく従業員が多く在籍します。
魚三楼で得た技量をもって旅だった卒業生も、今では公邸料理人として従事したり、ミシュランの星が付くような名店で働いたりと、その後の道は様々。さらには、海外からお越しのお客様との関わりの中で、より広い世界へと進んでいった者もおりました。

自分の価値へと繋げるために、意欲をもって働ける方を魚三楼ではお迎えしております。魚三楼の従業員であることを誇りに思えるよう、人として磨かれる場や機会を提供し続けておりますので、ぜひこの機会に、魚三楼で新たな一歩を踏み出していただけますと嬉しい限りです。

かぶら鍋

先人に聞く魚三楼

西村さん(アルバイト5年目)

インタビュー

私はアルバイトを探していた折に募集を見かけて、最初はダメ元で応募しました。着物姿で働くことに憧れがあり、
着付けもできない状態でしたが、やってみたいという気持ち一つで飛び込んだところ、良いお返事をいただく事ができました。
働いてみて学んだのは、お客様一人ひとりのお顔を見て接客を行うからこそ、自分の判断一つでお客様に満足いただけるか
どうかが決まるということ。その他にも、歩き方ひとつ、話す言葉ひとつ、それぞれの所作全てを先輩のお姉さま方に
教えていただきながら、正しい作法を身に付けることができました。それでも、お客様のことを思えばどうしたらよりご満足
いただけるのか、日々まだまだ学ぶことが多いと感じています。体力勝負なところもありますが、日々、充実した時間を
過ごしています。お客様の中には外国の方もみえられるので、語学を磨きたい方にもおすすめです。

西村さん(アルバイト5年目)

インタビュ

調理師学校の研修からご縁をいただき、アルバイトを経て入社しました。決め手となったのは、アルバイトの時分から
食材に触れ、仕込みの技術を学ばせていただいたこと、盛り付けの技なども丁寧に教えていただいたこと。
実際に入社してからの半年間、下働きで終えるような日はなく、時には料理長から直接「これ、やってみるか」と
声をかけていただき、新しい技術にチャレンジすることができています。まだまだ未熟で、お叱りをいただくことも
ありますが何事にも責任を持ち「手掛けたものがお客様に届く」という実感を持って働いております。最近は水物や焼き物の
盛り付けなどを任せていただけるようになり、どんな小さな仕事でも自身の責任を持って行うことをより強く感じるように
なりました。尊敬する料理長のようになり、いつかは父の夢である料理人としての独立を目指して、日々精進しています。

075-601-0061

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